【初心者必見!】楽天市場のRMSでできることと使い方をご紹介
楽天市場で多くのユーザーを集客するためには、商品ページの質を向上させたり、ページ自体を改善したりする必要があります。
商品画像や説明、重量など詳細情報を掲載することで、ユーザーは理解度が深まり、購入に至るのです。
楽天市場で商品ページを追加・編集するためには独自システムである「RMS」を使う必要があります。
今回は、楽天市場のRMSでできることや使い方についてご説明します。
RMSとは?
RMS(Rakuten Merchant Server)とは、楽天市場に出店している店舗の運営管理システムを指します。
楽天市場に限らず、Eコマースで収益を上げるためには商品の掲載やページの質を向上させることが重要です。
ユーザーは必要な情報が抜けているページよりも、充実した情報のページから購入したがる傾向にあります。
ページの内容を改善する際には、競合他店舗のページ情報などを確認し、随時更新する必要があるのです。
また、自店舗のどの商品が見られているのか、どの商品が購入されているのかを分析することも重要です。
売れている商品のページを改善することで、より一層の収益強化が望めるでしょう。
あまり売れていない、今後収益の柱としたい商品ページについては、商品情報の充実が有効な施策となります。
RMSでは、これらの作業をすべて行うことができます。
RMSでできること
RMSでは、下記を行うことができます。
店舗構築
楽天における店舗構築のなかには、店内レイアウトや商品配置、目玉商品、値札貼りといったものが含まれています。
商品情報の登録や設定が容易に行えるほか、テンプレートを利用できるため、インターネット初心者でも簡単に操作が可能です。
また、ページ構築の際に注意したいのが、スマートフォンに対応していることが挙げられます。
近年ではスマートフォンは多く普及していますが、パソコン専用のページの場合はレイアウトが崩れてしまい、視認性が低下します。
RMSを使用してページを構築することで、スマートフォンにも対応したレスポンシブデザインで作成することができます。
受注・決済管理
ビジネスにおけるゴールは、受注を受けて商品を発送することではなく、その対価を受け取って収益を得ることです。
しかし、受注処理から入金確認までは多くの作業工数が発生するため、仕事とはいえ面倒に感じる方が多いものです。
RMSでは受注や決済管理を、一貫した流れで行えるため、作業負担を減らすことができます。
また、注文を作業別に分類・絞り込みができたり、複数の注文に対して同じメールを一括送信したりすることが可能です。
帳票作成や物流・決済サービスも連携しているため、人にしかできない作業に時間を割けるでしょう。
メール配信
Eコマースでは、店舗とユーザーの間でほとんどコミュニケーションを取ることができないことが多いものです。
RMSではユーザーとコミュニケーションを取ることができる、メール配信機能を搭載しています。
メールを活用することでさまざまなユーザーとのコミュニケーションを実現することができます。
また、収集したメールアドレスをさまざまなプロモーションに活用することも可能です。
条件設定をすることで、特定の方に一斉送信することができる点も魅力的なポイントでしょう。
データ分析
楽天市場で効率良く収益を得るためには、やみくもに商品を掲載するのではなく、分析してデータをもとに運営することが必要です。
実店舗とは異なり、Eコマースではさまざまなデータを収集・参照することができます。
売上は「アクセス数 × 転換率 × 客単価」で決まるため、さまざまな観点から改善案を立案することが可能です。
たとえば、アクセス数が少ないときはプロモーションを強化したり、客単価が低いときは高額商品の取り扱いなどが挙げられます。
現在売り上げを上げられている店舗は、すべてデータ分析を行っているといっても過言ではありません。
RMSの使い方
RMSでは、下記のように操作をすることで必要なことができるようになります。
こちらの記事では、店舗構築の要素である「商品情報の登録」や「商品画像の追加」、「キーワード設定」、「在庫管理」、「注文の発送手続き方法」の操作方法をご説明します。
商品情報の登録
RMSのメインメニューから「商品管理」を選択
- 商品一覧画面から、「新規登録」ボタンをクリック
- 商品名、商品説明、価格といった、商品情報を入力
- 入力が完了したら、「登録」ボタンをクリックして商品情報を保存・掲載
商品画像の追加
RMSのメインメニューから「商品管理」を選択
- 商品一覧から該当商品を選択し、「編集」ボタンをクリック
- 「画像の編集」または「画像の追加」をクリック
- コンピューターから商品画像を選択し、アップロード
- アップロードした写真を選択して、必要な編集(トリミング、回転など)を行う
- 編集が完了したら、「保存」ボタンをクリックして変更を反映
キーワードの設定
RMSのメインメニューから「商品管理」を選択
- 商品一覧から該当商品を選択し、「編集」ボタンをクリック
- 適切なカテゴリーを選択し、関連キーワードを入力
- 編集が完了したら、「保存」ボタンをクリックして変更を反映
在庫管理
在庫管理は残りの商品数を把握したり、追加した場合は補充をしたりするために行います。
こちらも収益を上げるために重要な要素であることから、最適な管理が求められます。
下記、在庫管理の方法です。
- メインメニューから「在庫管理」を選択
- 在庫一覧画面から該当商品を選択
- 在庫数のカラムを編集し、実際の在庫数を入力
- 数値を入力後、「更新」ボタンをクリックして反映
注文の発送手続き方法
ユーザーの満足度を向上させるためには、注文後すぐに発送手続きを行うことが重要です。
下記、注文後の発送手続き方法です。
- メインメニューから「受注管理」を選択
- 注文一覧が表示されたあと、発送する注文を選択
- 配送業者を選択し、追跡番号を入力
- 「保存」ボタンをクリックし、発送完了のステータスに更新
まとめ|はじめはRMSの使い方に慣れることが重要
今回は、楽天市場で使われているRMSについてご説明しました。
RMSは店舗構築や受注・決済管理、メール配信、データ分析などを行うことができるシステムです。
それぞれ使い方が簡素化されていますが、はじめのうちは慣れないことでしょう。
そのため、楽天市場に出店したあとは、しばらくの間RMSの使い方に慣れておくことが重要です。