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楽天市場の集客は難しい?初心者はまず何をすればよい?

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楽天市場の集客は難しい?初心者はまず何をすればよい?

楽天市場では収益を上げるために、ユーザーを集客するためにさまざまな施策を行わなければなりません。 商品の掲載はもちろん、商品情報の充実やSEO対策、広告運用などさまざまなプロモーションがあります。 しかし、楽天市場に新規で出店する方や、売り上げが伸び悩んでいる方は何をすれば良いかが分からないものです。 本記事では、楽天市場の集客について、初心者がまず取り組むべきことをご紹介します。  

楽天市場での集客は難しい?

楽天市場での集客は簡単なものではなく、コツをつかまずに行き当たりばったりで実行しても収益につながりません。 楽天市場は月間ユーザー数が5,000万人以上であり、その分多くの店舗が楽天市場内に出店しています。 数多くの店舗のなかでも特に収益を上げている店舗は、SEOや広告運用などさまざまなプロモーションを行っているものです。 しかし、これらは「とりあえずやっておけばいいか」という考えではなく、データをもとに方向性を決めています。 「定番アイテムはSEO対策で継続的に収益を得る」「新商品は広告で配信を行う」など、さまざまな戦略を立案します。 55,000店舗以上が出店している楽天市場では、競争が激しいため自社だけではなく、競合店舗の分析も重要です。 下記は、競合調査の際に確認しておくべきポイントになります。
  • 商品数
  • 送料無料・セール状況
  • あす楽対応商品
  • RPP広告の配信
  • 商品ページの情報
  残念ながら、競合店舗が1日・1週間・1ヶ月でどれくらいの収益を上げているかを知ることはできません。 しかし、上記の情報を調査することで、競合が何をしているのかはある程度把握することができます。 また、具体的な金額は教えてくれないものの楽天のECCに相談すればヒントを得られるかもしれません。 これらの情報を参考に、楽天市場でどのような商品をどのように販売するのかといった戦略を練りましょう。  

初心者が楽天市場で取り組むべき要素

こちらでは、初心者が楽天市場で取り組むべき要素についてご説明します。  

ページの作り込み

どのような集客を行っても、ユーザーは必ず商品ページを経由して商品を購入します。 そのため、ユーザーの悩みを解決し、見やすい商品ページを作り込んでおく必要があります。 商品ページを作り込む際は、下記3つの要素を盛り込んでおきましょう。
  • 商品の形状や仕様が分かる
  • 類似品・競合品よりも優れている点
  • 商品を購入することで解決できる課題
  商品の形状についてはさまざまな方向から撮影した写真などを使用することで、ユーザーに理解をしてもらえます。 楽天市場での検索結果では商品画像とタイトルが表示され、クリック率に大きな影響を与えます。 初見でどのような商品なのかが分からない場合、ユーザーはクリックをしない・購入しなくなるものです。 そのため、商品画像にはさまざまな角度から、高解像度の画像を使用しましょう。 仕様については商品のサイズや重量、素材などが含まれており、これらの詳細を記載します。 また、楽天市場に限らず、市場には販売する商品と似ているものが多く出回っています。 それらは他社との差別化が図られているものですが、楽天市場では画像や文章などで違いを表現しなければなりません。 これらを記載したうえで、商品を購入するとどのような状態になるのか、解決できる課題を記載しましょう。 ただし、「○○kg痩せる!」などの表記は景品表示法に抵触するため、注意が必要です。  

キーワードを決める

SEO対策や検索連動型広告を配信する際には、対象のキーワードを選定する必要があります。 多くのユーザーは楽天市場のトップページにある、キーワード検索の検索窓から商品を探します。 キーワードを入力し、検索ボタンをクリックすると多くの関連商品が表示されます。 ユーザーの8割が検索窓からキーワード検索を行うといわれているので、その重要性がお分かりいただけるでしょう。 キーワード選定の際には、対象となるユーザーがどのようなキーワードで検索するのかを考えます。 商品名を指名することもありますが、「Tシャツ 赤」のようなキーワードで検索することもあります。 一般的に、メーカーや商品名といったキーワードは「指名キーワード」と呼ばれます。 「Tシャツ 赤」のように、指名キーワードではないものは多くのユーザーが検索する可能性があります。 多くのユーザーの目に留まることによってクリック率(ページへの流入数)が増え、結果的に購入数が増えます。 どのような施策を行うにしても、まずはキーワードを決めておきましょう。  

注力商品を選ぶ

しかし、すべての商品に同じような施策を行うと、多くの時間を要してしまうものです。 そのため、ほとんどの店舗では、まず注力して売りたい商品を選定し、各種施策を行います。 注力商品は店舗によってさまざまで、定番品や日用品のほか、高額商品などが対象になります。 どの商品で収益を得るのか、自店舗ではどの商品を強く推していきたいのかを決めておきましょう。  

SEOと広告どちらに取り組むべき?

では、SEO対策と広告運用の場合、どちらを実施するべきなのでしょうか? 結論としてはどちらも同時に行うことをおすすめしますが、最終的には店舗の判断になります。 SEOは中・長期的に集客ができるほか、費用を掛けずに集客することができる施策です。 一方、広告運用は費用が必要ですが、すぐに集客ができる施策になります。 そのため、定番商品についてはSEO、新商品については広告運用といったように、使い分けることができます。 しかし、楽天市場では必ず商品ページから商品購入に至るため、SEO対策から取り組むことをおすすめします。 ページ内の情報を充実させることで、ユーザーの理解度が高まるため、購入転換率が向上する可能性があります。 また、十分に情報が記載されており、転換率が高い商品は検索結果の上位に表示される可能性が高くなるのです。 検索結果で上位表示が実現できると多くのユーザーの目に留まることから、流入数や転換率の向上が期待できます。 SEOの結果については短期間で得られるものではありませんが、中・長期的に収益を得ることができるものです。 複数の商品で安定収入を獲得して、収益の一部を利用して広告を運用することができます。 広告については設定が完了してからすぐに配信することができるため、即効性に優れています。 費用を掛けるほど配信量が増加しますが、費用対効果の観点では最適な金額を知る必要があります。 下記、楽天市場における広告に必要な費用の一例です。    
広告の種類 必要な費用
楽天市場広告 4万円から120万円
特別大型企画 200万円以上
RPP広告 5,000円以上
クーポンアドバンス広告 40円×発行されたクーポン数
CPA広告 広告経由の売上高×20%
TDA広告 表示回数×単価(5万円/月〜)
楽天配信 5,000円以上
店舗配信 3万円以上
 

まとめ|やみくもなプロモーションは効率が悪い

今回は、楽天市場における集客についてご説明しました。 楽天市場では多くの集客や高い転換率を得るために、SEOや広告といったプロモーションを行う必要があります。 どのような施策を行うにしても、ページの作り込みやキーワード・注力商品の選定などを行わなければなりません。 楽天市場で集客に悩んでいる方は、プロモーションの方法を見直してみましょう。  

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